人生最初のターニングポイント

  1. PDCA

“お前さ、運動だけなんだよ。”

このタイトルは、小学5年の頃、 クラスでダントツ一番で勉強ができたU君から言われた言葉です。

少々ビックリしたかと思われますが、わたしの幼い時期の大きなターニングポイントをお話しさせてください。

この頃は、私は運動の面では、なんでも出来て 1番でした。しかも“やんちゃ”でした。勿論、女子にモテてました(自分で言うな、ですよね)。

しかし、学業の面と言えば、後ろから何番目かという有り様で、 “てげてげ(いい加減 )というか、正直、ぶんとへ (全くダメ)”でした。 両親もお手上げで、なるようになれ状態だったと思います。

テストの点が悪く、教室で居残りもしました。そこでは、担任の先生からよく大きな声で叱られたものです。

そしてタイトルの件ですが、ある日の昼休み、いつものように女子達とワイワイと喋っていました。そこに突然、 U君が会話に割り込んできて、私にドカーンと言い放ったのです。

「お前(私)さ、運動だけなんだよ。これからは勉強して、大学にいったものが勝つんだよ!」

時間が止まったような感じで、何も言い返せず、しばらく放心状態。その場にいた女子達のわたしをフォローしてくれる大きな声で我に返りました。すごく惨めでした。本当に無能さを深く感じ、家に帰って自分の部屋で大泣きました。その日は、ショックで晩御飯も食べられず、空気が抜けた自転車のタイヤのようなスッカスカな脱力感だったと覚えています。

数日後、何を思ったのか、そのU君に勝ちたいという気持ちが沸き起こってきたんです。“ぶんとへ( 全くダメ )”な小学生ですから、“大学”の“大”も意識しておらず、そもそも大学って何よ状態。両親に色々質問し困らせ、お手上げと考えたのか、たまに実家に遊びにくる従兄Sさんに、大学とやらを説明願おうということなりました。

余談ですが、その従兄Sさんの名前ですが、シュウジといいす。学歴は、鹿児島大学 農学部を首席で卒業し、県庁に勤めているとのことでした。“首席”って何だ?“出席”の聞き間違いだったのかもと思った程度。 従兄Sさんは、本当は早稲田大学に行きたかったらしいのですが、長男ということでご両親からの猛反対があって断念したようです。そして、見た目の印象ですが、大分昔の笑福亭 鶴瓶で短めのアフロヘアの髪型で、うわーっこんな人が大学に行くのか?、大学ってなんだ?、頭がいい人達が行くところだよな?本当に教えてくれるのか?と訳が分からない状態でした。これも余談ですが、親戚の間では、その奥さんはすごく美人で評判でした。後々余談ではなくなりますが。

話を戻します。親が無理言ってSさんに家庭教師をしばらくお願いできないか調整してくれました。 ただ 勉強でU君に勝ちたい一心で、勉強を教えてくれ!という気持ちで一杯でした。

ここから私の巻き返しが始まることになるのですが、続きはまた今度にします。

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"点と点はつながると信じて、今の点を選択する。愛と敗北こそが、人生を豊かにする。死を感じて、今日を生きる。By Steve Jobs“

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