上記のタイトルは、雑誌「PRESIDENT」2019.9.13号、齋藤 孝氏のコラム「AIに負けない人間とは?」と題したコメントの抜粋だ。
AI時代に突中し、私たち人間は何をすれば生き残れるのか。
そのヒントとなる記事がありましたので投稿いたします。
早速ですが、この問いに齋藤氏は
創造性を発揮して、アイデアという価値を生み出すこと!
と説いている。
● 湯川 秀樹 博士の著書「創造的人間」●
齋藤氏は、日本初 ノーベル 物理学賞 湯川秀樹 博士の著書「創造的人間」を引用し、上記問いの解説をしている。
博士の業績は、中間子の存在を予想した(※以下、補足を参照)。
中間子は、目に見えない世界の話でして、私にとってはチンプンカンプン。
そんな目に見えないもの、誰も考えたことがないものに
科学者は没頭没入し、発見しているのは、まさに創造性そのものですね。
※補足: 湯川秀樹 博士の功績は、以下引用を参照ください。
陽子と中性子との間に作用する核力を媒介するものとして中間子の存在を予想。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%AF%E5%B7%9D%E7%A7%80%E6%A8%B9
■執念
湯川 博士の著書の中で、自分たち科学者のことを以下のように述べている。
学問することそれ自身が執念であり
執念深さが学問をするうえで必要条件だ
湯川 博士の言葉 引用
これを齋藤氏 は、
創造性の基本は、執念である
と説明している。
私は、ここでいう執念は、“ クレイジーなレベルの熱量 ”と解釈しました。
■創造性
あと創造性について、湯川 博士は、哲学者デカルトの書籍から学んだと書いている。
常に自分の精神を自律的に正しい方向へ向けよ
湯川 博士の言葉 引用
これを齋藤氏 は、
“ 何のために ”という目的を見失うな
と説明している。
私は、吉田兼好「徒然草」第188段 と解釈した。 以前よりはマシになりましたが、まだまだですね。目標に向かってグルングルンPDCAを回します。
※「徒然草」第188段 については、以下の投稿を参照くださいませ。
■直観
もう1つの教えが
最初は直観を大事にせよ。
その直観の輪がつながっていくと演繹的に論理が成立する。
湯川 博士の言葉 引用
これを齋藤氏 は、
論理ではなく直観ありき
と説く。
私は、即断・即決・即実行で、PDCAを実行しつつ、未来を意識しながら経験を積んでいくことが必要不可欠と解釈しました。
まとめますね。
AI時代を死なずに突破するため
必要な最低限の三種の神器は、以下の組み合わせになるようです。
- クレイジーなレベルの熱量を日々焚き続ける
- 「徒然草」第188段をポケットに忍ばせて、目的を保つ(場合によって微調整)
- 即断・即決・即実行でPDCAを回し、直観のアンテナの感度を保つ
ご覧くださりありがとうございました。