常駐先の会社での打ち合わせによく参加する。
こういうとき、心掛けている問いは
タイトルの言葉だ。
これは、このブログにしばしば登場する池田 部長の遺言のようなものだ。
プロジェクトの進捗は分かった。
それで、お前は(私)さ。
プロジェクトを俺のようなマネジメントする目線が考えたことがあるのか。
そういう取り組みをすることによって
仕事の全体が見えてきて、次のステップが見えてくる。
俺だって、上のポジションの目線でやっている!
自分の立ち位置ではなく、上の立場に立って物事を考えてみろ!
十数年前、赤ちょうちんの居酒屋での話だ。
居酒屋に行く度に、この話をされたことを思い出した。
記憶に、こびり付くぐらい聞かされ
ほぼ同時期、お客様から以下のようなことを言われた。
〇川(私の名前)さん、お願いがあって
今回システム設計をしてもらって稼働しているけど
いずれは陳腐化してくるし、課題もでてくると思うんですよ。
数年後のリプレース(システム更新)を視野に入れながら運用してもらって
今からでも、どんどん提案してほしい。
どうしても必要なシステムであれば、前倒しで来年度で予算を組むから、こういう打ち合わせで報告をお願いできますか。
今回のシステムの枠内で満足してほしくないんですよ。
エンジニアの視点だけではなく、
コンサルタントの視点をもってもらいたい。
お客様との打ち合わせ
所属会社の営業も同席している打ち合わせで
こうのような依頼を受けると
プレッシャーであったが、非常に嬉しかった。
一方で、裏を返すと
そのような能力が備わっていなかった、不足していたということ。。。
その営業は、池田 部長とズブズブの関係で
こういう打ち合わせの後は、居酒屋に呼び出されるコースだったw
恐らく、池田 部長の考えとして
現状の立場で手抜きをせずに、1つ上、2つ上のポジションに立ったときに
私自身は何をすべきなのか。
と日頃、自問自答されたに違いないと想像できる。
ご存命であれば、もっともっと教えを請いたい。
これを書きながら、十数年前の思い出が鮮やかに蘇る。
このような考えが、血肉として身についているせいかフッと思い出す。
フリーランスである私。
一人経営者という視点からの問いは
売上が今の10倍になった場合は?100倍になったら?
会社の規模が2倍、3倍になったときは?10倍になったら?
今の常駐先の問いは
プロジェクト上長の仕事を代替で対応できることは何か?
お客様は何を求めているのか?
今の私は、それに対応可能なスキル、能力を持ち合わせているのか?
などなど。
こういうことを日々考えていかなくてはならない!
そのように思っています。
帰宅電車の中で一人反省会をすると自分の強みや弱点が見えてくる。
勿論、愕然とすることだってある。
補う必要があればそこを補強する必要があるし
差別化できる強みをフルスロットルさせるなど。
先日のブログに強引に関連づけるなら
結果的
成功するためには、陰で地道に努力を継続することが肝
と言えそうだ。
目に見えているところにとらわれず
その根っこで日々の努力、自問自答が影響すると考える。
現状維持なんてク〇くらえ!
PDCAをグルングルン回して
根を張り巡らして巨大な縄文杉にならなくてはと。
■まとめ
- 自分の立ち位置ではなく、上の立場に立って物事を考えてみる!
- 根を張り巡らして巨大な縄文杉になる!